「陸地対海水」の比率が
大きく崩れたとき人間は生存できなくなるのではないだろうか?
活力を与え、病気を治す力を持つ自然海塩
それはいわば「自然海塩」で、熟練の塩職人が、周囲の何千エ−カーもの広さの自然を頑固に守りながら、作り続けています。
入り江、水路、貯水池、塩田がまとまってひとつの小さな気候環境を作り出し、その地域の健康的な空気や、生態系を守っています。
そのような自然が、ナトリウムが少なく、有益なミネラルの豊富な自然海塩を生み出してくれるのです。
私たちの祖先は自然海塩が生命に活力を与え、病気を治す力を待っていることを知っていたのです。
彼らはまた、自然海塩が大自然の色々な働きと、密接なつながりを持っていることを知っていました。
塩は今でも、私たちの健康に大きな影響を与え続けていますが、歴史的に人間の肉体的、精神的発達に重要な役割をはたしてきました。
少し、その歴史をたどってみましょう。
祖先たちは初め、地上に露出してかたまっている岩塩や、動物がなめる岩塩に似た鉱物質、
塩辛い水溜まりなどを利用したかもしれません。
岩塩は人間にとって、自然海塩ほど望ましいものではありません。
しかし、肉食の遊牧民は肉をたくさん食べるので、それに多く含まれる硫酸カルシウムや塩化カリウムに適応できたのです。
けれども穀物や野菜を多く食べる人たちは同じようには対応できません。
氷河期が過ぎて気候が暖かくなると、鉱泉などからとった塩水を濃縮することは簡単でした。
内陸の住民は木の幹をくりぬいて、おけに使い、塩水を濃縮し、結晶を取り出したのです。
人々はさらに工夫して、砂やゴミを除いたり、カリウム塩やカルシウム塩を取り除くために塩水を煮たりしました(これが大きな間違いだった)。
海岸の近くに住む冒険的な人々は、より大胆に考え行動し始めました。
彼らは、水、塩を最も尊重していました。この二つのものが強く結びついて、彼らの精神を導く哲学の基礎となっていたのです。
塩は火の延長概念であると同時に、水に由来し、錬金術や変形加工に使われる強力な要素でした。
透明な水や塩はまた、精神的な強さとか徳性を人々に与えるものでした。
人間を取りまく自然に対して、深い尊敬の念を抱いていました。
その僧たちは部族の人々のために、李節ごとに再生の儀式を行ないました。
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