地球にやさしく、人にやさしく

塩は調味料・保存食用に使われるだけではなく、塩が本来持っている様々な働きを生かして
暮らしの中で実に多方面にわったて有効に使われてきました。
最近では、環境破壊につながる様々な生活用品の見直しが提唱され運動化されていますが
「塩の有効な活用」は安全性とともに経済的な面からも大いに期待されます。
知っておけば必ずおお役に立ちます。


シミ抜きする時はレモンをつけて


シミぬきをするときに、よく利用するのが
レモンの切れはし。しかしこれだけでは不十
分で、必らず塩をつけてこすることです。レ
モンの酸と塩の吸収力が互いに効果をたかめ
合うからです。シミとりにガソリンを使う場
合も、ひとつまみの塩を加えると輸ジミにな
る心配がありません。

じゅうたんの上に調味料・汚物が

じゅうたんの上に、しょうゆやソース、そ
してマヨネーズやケチャップなどドロッとし
た調味料をこぼしたときは、手近にある塩を
たっぷりと山のように積みます。
また、じゅうたんの上に嘔吐をしてしまっ
たときにも、塩を使ってみましょう。汚物の
水分を塩が吸いとるのをまって、あと始末を
します。犬や猫のそそうのときにもこの方法
でやってみて下さい。


衣服にコーヒーやワイン、その他シミが心
配になるようなものをこぼしたら、まず応急
処置として、すぐに手近にある塩をふりかけ
ます。、汚れ、の上にたっぷりと山を積み、
時問をおいて、汚れ、の水分を吸わせます。
吸いとった頃を見はからってから、まるめと
ります。その後、シミのついたものに合った
シミとりをします。

塩で洗濯

塩には色どめの作用がありますから、木綿
で色落ちの心配なものは、塩水につけておく
と多少防ぐことができます。
血がついたときは、ひとつまみの塩をすり
つけて手洗いするときれいになります。
スポーツウェアなど、脂じみてよごれが落
ちにくくなりますが、塩を入れたお湯で煮洗
いするとサッパリとなります。軽いものなら、
熱湯に塩を入れて洗ってもよいでしょう。

重宝な食器類に塩を使った伝統的な方法

ガラス器、陶器など由緒ある食器を何代に
もわたって使い続けるヨーロッパでの塩の使
い方を紹介しましょう。
ガラス器(コップ類)の中に、新聞紙を細かく
ちぎって水と共に入れ、塩を加え、上を
掌でおさえて強くふってすすぎます。また、

塩にこ粉(チョーク)を混ぜてフランネルで
磨く方法もよく使われます。
皿や磁器を割れにくくする方法として、塩
水で煮るというのもヨーロッパでよく用いら
れる方法です。新しく買ったものを、まず塩
水で煮てから使うのです。



銅鍋の緑青取りにも
長く使っていると内側が黒ずんできますが、
心配ありません。
90ccの酢に大さじ半杯の塩をまぜ、これを
吸湿性のよい布につけて独くこすれば、と
れます。あとは手早く水洗いをして、さら
にクレンザーをつけて磨き、水で洗い落とし
ます。
でも緑青は体に悪いし、なべも傷みますか
ら、日頃の手入れを十分にして出さないよう
にしたいものです。




まな板・ガラス・陶器の食器は塩で洗う

まな板はとかく臭みのある汚れがつきやす
く、直接料理に触れるので、ここはぜひ塩で
洗い流したいものです。雑菌がとれます。
ガラスや陶器の食器などふだんから塩で洗
っておれば、中性洗剤は不要です。
経済的であるばかりでなく、塩は皮向にや
さしく、食器などを洗ったあとはスベスベと
して、あとでクリームなどをぬる必要があり
ません。食事のあと片づけで手が美しくなる
なんて、楽しいことですね。



なべ類もピカピカ焦げ落としにも


なペ磨きにも塩は威力を発榊します。
アルミニウム製のなべ、ヤカンなどは、塩
をキルク,たはスポンジに少しつけて磨きま
す。いつもビカピカと美しさを保ってくれま
す。
アルミなべを焦がしたときは、中に塩をひ
き、二時間くらいおいてからこすります。そ
れでも落ちなければクレンザーにアルコール
をたらし、タワシなどで根気よくこすります。
フライパンの焦げつきも同じ要領で。
そのあと、油をしませた布で内側を拭いて
おきます。



茶渋落としには塩が一番効果的

塩は茶しぷの成分であるタンニンと結びつ
いて、こびりついた茶しぶをきれいに洗い落
とします。瀬戸物の表面を傷っける心配も
なく、まさに天然の磨き布と磨き砂のような
働きをしているのです。
そして手がいちだんとスベスベに美しくな
るのがうれしい!


湯あかなどには酢やホウ酸と一緒に便つ


ヤカンの湯あかは、こびりつくと少々こす
った<らいではなかなかとれません。毎日気
をつけてきれいにしたいものです。
これをとるには、酢をたらした濃い塩水に
ヤカンをひと晩つけておき、翌日、金タワシ
でこすります。
グラタン皿は、使いこむうちに茶色のよご
れがついて落ちにくくなってきます。この場
合は、醐酸と塩とを少量ずつ入れた水につけ
ておくときれいになります。
象牙、金属の食器などは、塩と酢を混ぜ合
わせた液をブラシにつけて磨きます。材質を
傷つけることのないように気をつけましょう。


知れば知るほど使い道の多い“塩。

塩は水分を吸収する、塩が水に溶けるときに熱を奪う、塩は脂を溶かす、塩の殺
菌作用……といつた性質を利用して、人々は生活のいたるところで大いに活用し
てきました。
化学洗剤の普及や種々の「便利グッズ」の出回った現代ですが、「生活者の智
恵」が生みだした「塩の効用」は、家事の強い味方でもあります。


弱った金魚は塩水で回復


水中で横になったり腹をみせて泳いでいる
場合、よく観ると、尾やヒレに張りがなくな
っています。尾ぐされ病といわれるもので、
他の金魚にも影響しますのですぐ別にして、
薄い塩水に入れてやります。そしてだんだん
と濃くしてやるのがコツです。
ちょっと元気がないなと思われるときも、
ひとつまみの塩を入れてやると、元気が回復
します。もとどおり元気になったら、水槽に
もどしてやります。



買ってきた水槽をはじめて使うときに忘れ
てならないのは、水洗いでよごれを落とした
あと、もう一度塩水で内部を洗うことです。
これを忘れると、金魚や熱帯魚が弱ってす
ぐに死んでしまうことがあります。
水槽に付着しているバイ菌を塩が消毒する
働きをするのです。
また鑑賞魚を飼う場合に欠かせない水草
は、水洗いだけでは完全消毒できません。焼
きミョウバンを水に混ぜてこれで洗ってから
水槽に入れれば安心です。



家具・調度の汚れ落としと

化学洗剤が今日のように売られていなかっ
た時代には、各家庭で塩を水に溶かしこんで
は、家具・調度をせっせと磨いたものです。
竹細工や藤の家具は、バケツー杯の水に大
さじ二つくらいの目安で、雑巾をかたくしぼ
ってふきます。
特に藤家具の場合は、独得の趣を保つため
に塩水でのブラッシングを。黄ばみや黒ずみ
の出たところもきれいに落ちます。藤家具は
かまわずに放っておくと、早く古びてしまい
ますから要注意6
戸や障子の手アカの汚れもきれいになり
ます。


ほうきの穂は塩水ですっきりしなやかに

さっととり出せる手軽さ、小回りが利く点
などで、ほうきもすてたものではありません。
しかし使いこんで手入れをしないほうきは、
穂先がなぎなたのように曲がってしまいます。
海水程度(3?3.5%)の塩水に2時間くらい
つけておきます。
穂先がやわらかくなったら水気をきり、形
を整えて日陰に吊るし、白然に乾かします。
癖が直るだけでなく、しなやかになって使い
やすくなります。買ったばかりのほうきも、
まず塩水につけてから下ろすと、長もちして、
しかも使いやすくなります。


切り口にうすい塩水で生花が元気に
花の切り口を斜めに切って(表面積を広げ
る)、濃い塩水につけたり、または塩をすりこ
んでから花びんにさすと、いつまでもしおれ
ません。
塩には植物の浸透圧を高める働きがあり、
切り口の中の細胞液の濃度が高められ、この
作用によって、水にいけたとき、細胞胆を通
して水を吸収しやすくなります。
また、花びんに氷を入れて水温の上昇をお
さえて(5℃くらいがよいとされる)やると
長もちします。


畳にインクが!あわてずに塩を

こぽれたインクの上に塩をたっぷりとふり
かけます。塩の成分とインクの成分が化合し
て塩化鉄になりますが、これは非常に水に溶
けやすいのです。
しばらくおいてから、手早く乾いた雑巾で
ふきとり、あとはかたくしぼった雑巾でたた
くように拭きとります。
イィクはあとかたもなく消えるでしょう。



凍結防止・玄関先や道路などの安全に


雪の少ない地方では、にわか雪に見舞われ
ると、たちまち混乱がおきます。
アメリカでは雪が降ると、玄関先に雪かき
のあと塩をまき、人がすべらないように配慮
するのが普通とか。
雪の多い地方では、道路の凍結防止や、融
雪・融氷用に塩が大最に使われています。塩
の氷点降下(氷点はマイナス21度C)を利用
したものですが、こびりついた雪(特に北側
にいつまでも凍縞して残っている雪)などを
早く溶かしたいときに1、む州してみては。
氷枕・氷のうに
氷枕や氷のうは、半分くらい水を人れます
が(ゴロゴロしない、使いやすい)、それだけ
で氷も溶けやすくなります。
そこでこの中に塩をひとつまみ入れます。
温度が低く保たれて、氷が長もちするのです。
アイスキャンデーを作るときに、氷に塩を
まぜるのと同じ原理です。
          知れば知るほど使い道の多い“塩"

塩は水分を吸収する、塩が水に溶けるときに熱を奪う、塩は脂を溶かす、
塩の殺菌作用……といった性質を利用して、人々は生活のいたるところで大いに活用してきました。
化学洗剤の普及や種々の「便利グッズ」の出回った現代ですが、
「生活者の智恵」が生みだした「塩の効用」は、家事の強い味方でもあります。

地球にやさしく、人にやさしく

シミ抜きする時はレモンをつけて
じゅうたんの上に調味料・汚物が
塩で洗濯  
重宝な食器類に塩を使った伝統的な方法
鍋の緑青取りにも  
 
まな板・ガラス・陶器の食器は塩で洗う
湯あかなどには酢やホウ酸と一緒に便つ
家具・調度の汚れ落とし 
凍結防止・玄関先や違≡などの安全に
茶渋落としは塩が一番効果的
弱った金魚は塩水で回復
ほうきの穂は塩水ですっきりしなやかに
畳にインクが!あわてずに塩を
なべ類もピカピカ焦げ落としにも 
切り口にうすい塩水で生花が元気に 

シミ抜きする時はレモンをつけて       じゅうたんの上に調味料・汚物が

塩で洗濯                  重宝な食器類に塩を使った伝統的な方法

鍋の緑青取りにも              まな板・ガラス・陶器の食器は塩で洗う

なべ類もピカピカ焦げ落としにも       茶渋落としは塩が一番効果的

湯あかなどには酢やホウ酸と一緒に便つ    弱った金魚は塩水で回復

家具・調度の汚れ落とし           ほうきの穂は塩水ですっきりしなやかに

切り口にうすい塩水で生花が元気に      畳にインクが!あわてずに塩を

凍結防止・玄関先や違≡などの安全に